2003/11/9(日)釣ったサカナを美味しく食べよう


先日釣ってきたイカやらタコやらヒラメやらメゴチやらシロギスやらタイやらを食べ た話です。
釣り自体は1人でいったんだけど、1人で食べきれない量ということと、後かたづけ をやる元気がないということで友人に出動していただき二人で食べることにした。

タイやヒラメが並んでいて、まさに竜宮城大虐殺っていう感じ。

今日の献立をアバウトに説明すると、「揚げもの」「生もの」「炒めもの」「お吸いもの」です。まずはお魚の下ごしらえから。
まずシロギスは鱗とって腹開きに。いわゆるキスの天麩羅の形に。
メゴチは後頭部にエイッて包丁を皮一枚残していれて、ひっくり返して首を包丁で押さえて頭を手で引っ張って皮をペロンと向いて中骨をとって松葉型に。といっても文字じゃわからないですよね。

インベーダー。 皮をむくとこうなります。
そのままパクッと。

タイは三枚に下ろして天麩羅用。小さいんですよ。
ヒラメはうろ覚えで五枚におろして皮をひきお刺身に。やり方があっているのかナゾ。一匹やったら疲れたのであとの二匹は鱗と内臓だけとって保留。

ふう。

ホウホウは内臓とって三枚に卸してぶつ切り。お吸い物用。

ジュリアナ〜東京都葛飾区新小岩〜。

タコは塩でちょっと揉んで保留。
イカは・・・真っ黒。洗っても洗っても洗っても墨がでてくる。台所中真っ黒になって焦る。スミイカのスミっていうのは予想の12倍くらいあります。どうせならこの墨で年賀状でも書けば良かった。いやだなあ生臭い年賀状。
いくら洗ってもきりがないのでとりあえずゲソと内臓を外して、甲に切り込みを入れてホネみたいな物体Xを出す。あ、これって昔インコを買っていたときにエサとしてあげたなあ。とりあえず干しておこう。だれか欲しい人いるかな。まあいいや。

うお! なんじゃこりゃ〜。 先着2名様にプレゼント。

で、皮をはがしてお刺身に。身が厚くて素敵。あの真っ黒だった姿から想像できない驚きの白さ。美白バンザイ。ゲソと内臓は、墨袋を取り出してぶつ切りにして炒め物用。ちょっと失敬してそのままゲソ食べたら最高うまかった。ナイスゲソ。くたびれたので「今週のびっくりどっきりすっきりがっかりめっきりしゃっくりメカ〜」といいながらヤフオクで購入した未使用のデロンギ製のフライヤーを友人に託し、あとの料理を任せる。

パララパッパラ〜ン。フライヤー。


以下、観察記録。
フライヤーの箱の注意書きを読もうとするが外国語のため断念した模様。
フライヤーを箱からだして、油をドボドボいれるが、500mlを一本全部いれても使用最低量の半分にも見たず愕然。めそめそと油を買いにいく。
2リットル入りの油を持ってニコニコしながら帰宅。油が安かったらしい。198円だと。よかったね。
油を足して電源をいれ、ジーとフライヤーの油を見つめる。
思い出したように揚げ物の衣をわたわたと作り出す。
ついでにナスやらマイタケやらもあげるらしい。
なんだそのギョウザの皮は。
薄切りのモチをどうする気だ。
設定温度になったのを確認して、衣をつけた食材をポンポン投入。

ポコポコポコ ジュ〜〜〜〜〜〜〜 ジョボジョボジョボ

流しでなんかやっている。どうやら油が撥ねてヤケドしたらしい。
蓋をしてしばし待つ。
カラッとあがったらキッチンペーパーへ。
シロギス。うまい。丸揚げよりちゃんと開いたほうが食べやすいし臭みがなくてうまいや。
メゴチ。筋肉質な白身がとってもうまい。捌くのが面倒だからとリリースしないで全部持って帰ればよかった。
タイ。おお、小さくてもタイだ。美味しい。一匹のタイから二切れの天麩羅・・・。
一番小さいヒラメも丸揚げしてしまえ。
ギョウザの皮。揚げワンタンみたい。油がすげえ。
モチ。油をタップリと吸ったスポンジみたい。死ぬ。
揚げたてはおいしいなと。物にもよるが。

シロギス。「てんや」よりおいしいよ。 タケコプター型メゴチ。 カレイのようなヒラメ。 餃子の皮。油が・・・。

この辺で揚げ物はドクター中松ストップ。
スミイカの刺身はとっても素敵。あまーい。身が厚すぎてイカそうめん作ったつもりがイカうどんになってしまったけど。生姜醤油でもりもりいただく。1人一匹分なので食べ応えたっぷり。スミイカのゲソは青梗菜と炒める。あいかわらず見た目が大変まずそうだが奥深い味がして大吉。隠し味にイイダコ。スミイカは身よりゲソのほうがうまいかもしれない。

イカウドン。 ゲソと青梗菜の炒め物。

ヒラメの刺身はサイズの小さいヒラメなので脂の乗りはほとんどないけど、これはこれで美味しいと思う。残されたもう一匹のヒラメは、お皿に丸ごといれて日本酒をかけておろし生姜をちょこんとのせて、ラップをしてレンジでチン。ニセ酒蒸しに。揚げ物ばかりで脂ぎった口にサッパリとした酒蒸しがうれしいなと。顔の回りが特においしい。

ホウボウのお吸い物の味付けは、塩、醤油のみなんだけど、こんなにいいお吸い物になるのね。クセがなく奥深いわ。身もきめが細かい白身で味がある。小骨あるけど。ホウボウってやつはだてに扇子を持っている訳ではないらしい。

ヒラメの刺身。盛りつけがアバウト。 ヒラメの酒蒸し。レンジでチーン。 ホウボウ。扇子は食べません。

1人あたりスミイカ1パイ、ヒラメ1.5匹、シロギス5匹、メゴチ7匹、ホウボウ 0.5匹、タイ0.5匹、イイダコ0.5匹。
水族館のゆかいな生き物みたいな食事でございました。


後日談
おでこに久しぶりのニキビ(二十歳すぎたら吹き出物ですか)がでた。
スミイカの墨が爪の間に染みこんでお風呂はいっても落ちなくて困る。

買い物してして

こういうの好きかな