2003/12/13(土)「VIVA TACOS」でタコスを食べる


先日、新小岩のルミエール商店街をあるいていたら、「VIVA TACOS」(ビバタコス。ビガーパンツではない。)という日本初だと言い張るメキシコ料理店のチラシ兼割引券をもらった。タコスってなんだっけ。

VIVA トステム。

メキシコという国について、「サボテンステーキをつまみにマラカス持ってテキーラ飲みながらルチャリブレを見る国」くらいしか知識がなかったが、せっかくなので、土曜の昼間に友人と二人でスペイン語の辞書とパスポートを持って潜入してみた。

新小岩駅からルミエール商店街をきょろきょろしながら延々南下し、どうにか路地にあるお店を発見。お店に入ると、赤ら顔のひげ面店員さんやマスクをしたルチャドールのお客さんがいっせいに「グラシアース!」と、電波少年のドロンズみたいな挨拶をしてくる。といったことはなく、普通の大学生風ネエチャンが、「いらっしゃいませ。店内でお召し上がりですか」とマクドナルドみたいな接客をしてきてガッカリ。せっかくパスポート持ってきたのに。

案内されたテーブル席につき、店内を見渡すと土曜の昼時なのに、店内にはカウンター横でダーツをやっている客が2名いるのみ。ダーツじゃないだろ。メキシコらしく吹き矢だろ。しかもテキーラをラッパ飲みしているかと思いきや、コーラとか飲んでるし。どうやらこの店にはメキシコ人はいないらしい。

日本人ばかり。 吹き矢やれ!吹き矢!

一緒にいった友人は、メキシコ料理屋なんだから、「豚の睾丸のトマト煮」や「メキシコトカゲの姿焼き」や「オオイモムシ入りテキーラ(65度)」とか「ドクガエルの卵スープ」なんかがでてきてビックリとか、料理頼んだと思ったら「なぜか二階の個室に連れて行かれイベント発生」みたいな、素敵なお店なんだろうと期待をしている。たぶんテレビで見た、ダチョウ倶楽部とか故・田代まさしが泣きながら珍品を食べるような店だと思っているらしい。そんなバナナ。

恐る恐るメニューを斜め読みすると、全商品カタカナで書かれており、ほとんどのメニューが「チーズエッグ」とか「トマトチキン」みたいな原材料そのままの料理名でガッカリ。まあ当たり前か。

普通だなあ。

仕方なく未体験ゾーンメニューはあきらめ、タコス割引券があったので、「ビバタコス」と「チリビーンズタコス」をそれぞれ注文。ついでに「フラワートルティーヤのチーズエッグ」なるものと、昼間なので生ビールをセレクト。待つこと3分で料理登場。

ビバタコス。小さいよう。 チリビーンズタコス。小さいよう。 フラワートルティーヤのチーズエッグ。小麦粉かい。 昼間なのでビールで我慢。

まずタコス。小さい。三口くらいで食べ終わるようなちっちゃいタコスが二つで一人前らしい。これで定価500円かい。原価80円くらいか?

しょうがないから小口で食べてみると、トウモロコシの皮とピリカラミートソースと千切りレタスの組み合わせが結構好み。が、やっぱり小さい。「ビバタコス」と「チリビーンズタコス」を一個づつ食べたけど、豆が入っているかいないかので、基本的に同じ味だった。といっても味に関しては本場で食べたことが無いのでイマイチ判断がつかないんだけど。日本人がみそ汁や雑煮の微妙な違いで討論するように、メキシコ人はタコスの微妙な違いでサボテンを投げつけるに違いない。

続いてフラワートルティーヤのチーズエッグを食べる。フラワートルティーヤっていうからトウモロコシの花でも入っているのかと思ったら、単なる小麦粉なのね。薄い小麦粉の生地にチーズと卵を挟んでオムレツ状に焼いたものでした。美味しいんだけど、これが本当にメキシコ料理なのかはナゾ。

ええと、そんな感じでメシを食べにファーストフードの感覚でいくと割高なので、テキーラ飲みにバーにいく感覚でいったほうがいいかなと。アルコールメニューは結構あるみたい。

すぐつぶれるに3000点。

買い物してして

こういうの好きかな