就職氷河期


出演 大学生(リクルートスーツの男性) 面接官(若い下着姿の女性)

学生 失礼します。タマキです。よろしくおねがいします。
面接官 どうぞ、お座りください。では早速ですが、自分を一分間でPRしてください。
学生 では、  いっぷんか〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん。どうでしょう。
面接官 はい、ありがとうございました。
学生 え、突っ込みとかないんですか。意味ちがうだろ〜とか、なんでやね〜んとか。
面接官 いえ、今は就職氷河期ですから。そんな面倒なことはしません。進めます。なぜ当社をお選びになったのですか。
学生 一番、御社の自由な社風に引かれて。二番、御社の新規事業に興味を持ったので。三番、津軽海峡冬景色。さて、何番?
面接官 そうですか。わかりました。では次の質問です。
学生 答えてくれないんですか。
面接官 今は就職氷河期ですから。ところで、あなたは我が社に入って何をしたいのですか。
学生 そうですね。御社の中心である企画開発部でセクハラで訴えられたり、社長秘書のと秘事がバレて時の人になりたいです。なんてね。
面接官 なるほど。反社会的な方ですね。企画開発部ですか。オプションですね。では、最近読んだ本で面白かったものはなんですか。
学生 こまったさんのカレーライス。おいしそうでした。九官鳥。
面接官 いい本ですね。私も読んだことありますよ。8歳のときですけど。
学生 物真似もできますよ。「こまった、こまった」。
面接官 似てるんでしょうね。残念ながら私はこまったさんの声を聞いたことがないのでよくわかりませんが。
学生 わたしもです。
面接官 そうですか。では、最後になにか聞きたいことはないですか。
学生 ではお言葉に甘えて。ずばり、彼氏はいますか。
面接官 答えるんですか。まあいいでしょう。半年前にさんざん貢がされた上で捨てられました。
学生 では、私と付き合ってください。
面接官 残念ですが、あなたはリクルート学生としかみれません。
学生 冷たいんですね。
面接官 何度もいいますが今は就職氷河期ですから。ご理解ください。
学生 そうですか。
面接官 ではそろそろ、プレイのほうに入りますので、お洋服の方をお脱ぎください。
学生 そうですね。いやあこういうところ初めてなんですよ。あ、ところであなた、まともな就職できなかったんですか。
面接官 ・・・はい。就職氷河期ですから。


買い物してして

こういうの好きかな