2004/12/31(金)椎茸栽培セット「もりのしいたけ農園」栽培記録


2004年も終わるので、椎茸栽培セット「もりのしいたけ農園」の栽培記録を一挙公開。

2004年11月27日(土)
知人より椎茸栽培セット「もりのしいたけ農園」とかいう、鍋の季節にピッタリな物体が送られてきた。こいつは毎日水をかけないといけないらしいので、ドジョウの上に設置。これで日課がドジョウのエサやりと椎茸の水やりになった。

食べる楽しみ、育てる楽しみ。もりのしいたけ農園。 ふんふん。

ああ、なんか物体Xがでてきた。 添付のマニュアルによると、袋から出したブロックを約30cmの高さから5〜7回落とすそうだ。ドスンドスン。ごめんよ下の住人。

軽く手でなでるように水洗い。なでるのか。そうかそうか。 袋の中にブロックを入れる。ドジョウと一緒。

信じているぜ。ドクターモリ。


2004年11月29日(月)
水を与えること早2日。なんかもう椎茸がぼこぼこ生えてきた。いや本当に。この調子なら明日には椎茸が食べ頃で、来週くらいには松茸ぐらい軽く生えるはずだ。ウハウハ。がんばれマイ椎茸。ちなみにデジカメが故障したため、以降は携帯電話の写真です。CASIOが悪い。

ふほほ。楽しい。


2004年11月30日(火)
My 椎茸、なんかもう食べ頃サイズ。一日で結構育つな。貝割れ大根みたい。明日食べようかな。でもなんかドジョウと一緒でペット感覚になってきたな。あんまりかわいいのでみんなに言いふらすが、イマイチこの楽しさが伝わらない。

かわいいってば。


2004年12月01日(水)
食べごろに育ったよ、My椎茸。という訳で収穫の喜びをじっくりと味わう。幸せ。

椎茸ってこんなに肉厚だったんだ。

かわいいってば。

シンプルに網焼き。

醤油とスダチでいただきます。

ああ、間違いなく人生で一番うまい椎茸だ。

うわあ、すごいジューシー。 なんか笑っちゃうくらいうまいぞ。椎茸なのに。キノコにも鮮度っていう概念があるんだな。やっぱり新鮮だと美味しいや。椎茸、虐げられていた存在だったが、見直しました。 いや、本当に美味しい。びっくりした。 はあはあ。


2004年12月02日(木)
わたし〜だけのしいたけ。本日収穫なし。明日食えるかな。くんくん。

直角に生えてみました。


2004年12月02日(木)
二本目を無事収穫。三本目も順調だ。すべてを投げ出して椎茸屋さんなりたくなってきた今日この頃。この情熱はもう誰にも止められない。

誇らしげに生えております。

松茸並みの肉厚っぷりが素敵。

今日は下品にマヨネーズつけて焼いてみました。ちょっと生焼け。でもレアの椎茸っていうのもナカナカうまい。


2004年12月05日(日)
今日も椎茸は元気だ。なんか絵に描いたような見事な椎茸が育ってお父さんはとっても嬉しい。こんなかわいい椎茸はたぶん世の中にこの一本だけだな。うんうん。しかし、次のが育ってないので、コレを収穫するとしばらく椎茸食べられない。なので、コレがどこまで大きくなるか試してみよう。

実にキノコらしいフォルム。エアロダイナミクス満載だ。

盆栽みたい。


2004年12月06日(月)
椎茸さん、まだ育ちそうなのでとりあえず放置。天然物だと誰かにとられてしまう心配があるが、自家栽培だと好きなときに収穫できるのがいいな。

明日が頃合いかな。ブヒブヒ。


2004年12月07日(火)
椎茸、どこまでも育つ。大きさがこの写真だと分かりにくいが、かなり大きいです。もう食べなければいけないサイズだけれど、明日は健康診断のため、もう飲食禁止のお時間なので放置プレイ。

図鑑の一コマみたい。 しいたけお。


2004年12月08日(水)
昨日食べ損ねた椎茸、どこまで大きくなったかなと覗いてみると、おお、もう椎茸じゃなくなっている。ところでデジカメが修理から戻ってきた。ばんざい。

傘がでかい。 ご立派。たくましいたけと名付けよう。

おお、器みたい。 引き裂いてみました。気持ちいい。

単純に焼く。 焼き椎茸。焼くと縮む。でもデカイ。

たくましいたけ、さすがに大味だけれど、歯ごたえがあって美味しい。ちょっとぱさつくのでバターで炒めると美味しい予感。でも、もう生えてないんだよなあ。なのでしばらくおあずけ。哀しい。


2004年12月11日(土)
結局三本しか収穫できていない椎茸の原木。木じゃないけど。一緒に入っていた説明書によると、水を入れたバケツに12時間突っ込んでおくと、また芽が出るらしい。便利な世の中だね。一緒にお風呂入ればいいのかな。

釣り用のバケツに入れて放置。


2004年12月14日(火)
変化なし。あんた、それでもキノコなの!もっとキャピキャピしなさいよ!。


2004年12月16日(木)
丸ごと水攻めにしてから早幾年。毎日のリアップ(水道水)が効いたのか、やっとこ椎茸生えてきました。

リアップが効くよ。 ごめんよ金澤さん。

なぜか頭にばっかり。まあいいや。 これで肉詰めは近づいた。 ちなみに裏はこんな感じだ。ぬるぬる。


2004年12月17日(金)
ちょっとだけ育ったかな。育ちが悪いのは寒いからかしらん。

がんばれがんばれ。


2004年12月19日(日)
少しずつ、少しずつ大きくなっていく我が息子。ハイリハイリフレハイリホー、ハハハ、ハイリハイリフレッホッホー、大きくなれよー。以上、下ネタ。

レッツゴー。 そこに愛がある。


2004年12月21日(火)
ちょっと油断したら、なんかまた急激に成長していたMY椎茸。変なところからも生えてきてるし。寄り添う姿がクリスマスっぽいなと。構図としては「カップルとのぞき」。椎茸のくせに人生を感じさせる。箱庭JAPAN。

いちゃついてんじゃねえよ。 男同士にも見える。


2004年12月22日(水)
さて、椎茸はどうなったかなと覗いてみれば、なんかまた巨大椎茸になっている感じのシルエット。ああ、またえらいことになっている。すでに日本のJAS規格サイズではなく、アメリカンデブマッチョサイズ。コーラとか似合いそう。肉詰めをつくれといわんばかりの椎茸。でも今日は挽肉買ってないので見なかったことにする。

おう、いえい。 立派な傘だこと。


2004年12月24日(金)
さらにほったらかしにしてしまった椎茸、ああ、なんか輪をかけてえらいことになっている。上から見ると原木が椎茸でみえない。ええい、とりあえず収穫。

もこもこしてる。 どうなんですかね。なんか使い道ないかね。

盾とか。 茶碗とか。


椎茸どうやって食べようかな。あ、そうだそうだ、椎茸の肉詰めをつくるんだった。大先輩からの厳命だ。肉詰めなんてつくったことないけどどうにかなるさ。

左上、タマネギと椎茸の軸をいためる。あれ、炒める必要あったっけ。
右上、合挽きとあわせて練る。塩、胡椒、適当な香草もいれる。
左下、椎茸に力一杯詰め込む。重い。
右下、フライパンで無理矢理焼く。

左上、引っくり返してみる。おお、美味しそう。でも火が通らない気がする。
右上、なので煮込む。トマトピューレ投入。水煮缶と間違えて缶詰空けてしまった。まあいいや。余っている肉もいれちゃえ。月桂樹もいれとけ。
左下、お皿に盛って、チーズを一切れ乗っけて煮汁かける。
右下、ちゃんと火が通っているなと。

という感じで「椎茸の肉詰めトマトソース煮込み」完成。なんか怪しい感じがするけれど、肉もジューシー、椎茸もジューシーでとっても美味しい。これとパンだけで今日の夕飯は満足。クリスマスイブのメインディッシュが椎茸。まあそんなもんだ。

せめてクリスマスらしい写真を添える。

そんな訳で、椎茸栽培プロジェクトは無事完了。椎茸のおかげでなかなか人生を楽しく過ごせたなと。次の椎茸は今のところ生えていないけど、そのうち柱とかから生えてくるだろう。

おしまい。

買い物してして

こういうの好きかな