2004/1/30(金)ソバ粉のクレープ「ガレット」を作る


先日、飯田橋駅の神楽坂南側のクレープ屋「CAFE CREPERIE Ti Breizh」で食べたソバ粉のクレープ「ガレット」という食べ物(別に山形名物ではない)がとっても美味しかった。が、いかんせんそこはオシャレなクレープ屋さん、太り盛りの27歳の私にとってはボリュームが全然足りない。ならばとお家でガレットを作ってみることにしました。手作りタコスで失敗した時と同じ展開なのはご愛敬。

まずは近所のスーパーで食材の買い出し。玉子とソーセージは在庫が冷蔵庫にあった気がするので、レタス、バナナ、pino、低脂肪乳、シードル、そば粉を購入。これで成功したも同然。

デザートよりのお買い物。

家にガレットのレシピなんてないので、適当にネットで検索して、いつものように都合の良いレシピをより都合良くハイブリッドして調理開始。ええと、まず、そば粉250gに卵一個を落とし、牛乳(あえて低脂肪)をタポタポ入れて捏ねる。食事クレープなのでお砂糖は抜き。ホットケーキの生地ぐらいから、さらに牛乳をダボダボいれてクレープ生地の硬さに伸ばす。といっても根本的にクレープを作ったこと自体がないのでとっても適当。この生地をラップをして冷蔵庫で一晩寝かすといいらしいんだけれど、今日食べたいので30分だけ仮眠させることにした。

ずいぶんと白いソバ粉だなと。 あえて菜箸。 このくらいでいいのでしょうか。

30分後、冷蔵庫から寝不足気味のガレット生地を取り出すと、寝かす前より明らかに生地に粘りがでてきていい感じ。睡眠は大切らしい。

元テフロン加工、現在は鉄肌むき出しとなった安物フライパンをよく熱して油を垂らしキッチンペーパーで塗りたくる。アチィ。フライパンにお玉で寝ぼけ眼の生地を三杯ほど流し込み、手首をグリグリいわせて生地を薄く伸ばす。ナカナカいい感じになってきたなと。

数分待って、フライ返しで慎重に生地をフライパンから剥がし、エイヤッと男らしくひっくり返す。うん、景気よく失敗。まだ焼けていなかったのか油が少なかったのか、とにかく全然クレープじゃないものになってしまった。むかつくのでフライ返しでこね回して一つの物体にまとめる。これじゃ単なる「そばがき」っすね。なので醤油つけて食べる。うん、シードルに全く合わない。

ナイスな予感。 おお、失敗! 明らかに失敗! どう見ても失敗! 無理矢理まとめてそばがきの完成。

気を取り直して二枚目作成。今度は前回の失敗を生かし、油は多め、生地は少なめ、そばがき禁止の方向で。フライパンをよく熱し、油をちょっと多めに塗りたくり、お玉二杯分の生地をフライパンの傷みが少ない手前側に流し込む。そして、フライパン側に火が通ったことを確認し、慎重に、丁寧に、さりげなくひっくり返す。よし、今度は成功。バッチリクレープだ。ちょっと小さいけれど。その後は何枚焼いても問題なし。敵を知り、己を知れば百戦危うからずってやつだな。クレープ一つでいい勉強したよ。

今度は成功。ちょっと小さいけどね。 フライパンにへばりついたおコゲがおいしい。 ソーセージとかチーズとか適当に巻く。春巻きみたいだな。 なかなかかわいいやつだ。

本日のデザートはヨーグルトバナナクレープ。食べにくいったらありゃしない。


初めて作った割には、なかなか美味しくできてめでたしなんだけれど、店で食べた目玉焼きがのったガレットが、一口コンロの我が家の台所ではできなくて悲しいなと


買い物してして

こういうの好きかな