12/03(土)鶏皮と砂肝の名古屋風味噌煮込み

こう見えて、実は魚以外のものも食べられます。そう、肉だってたまには食べたくなるのです。ということで、近所のスーパーにお肉を買いにいく。分厚い牛ステーキ肉は若干、若干ではあるがゼロの数が多いので、今日は鶏肉にしておく。鶏もも肉は、これまた若干、若干ではあるが鮮度が悪いような気もしないでもないので(イチャモン)、100グラム25円の若鶏皮(解凍)と、同じく68円の砂肝を購入。いいんだ、好きなんだもん、臓物系。100グラム100円を越える肉は怖いんだい。冷蔵庫にあったショウガと、冷凍庫にあったネギの青いところと煮るんだ。

今日は写真数が少ないから大きく掲載。

まずは下ごしらえ 。鍋に鶏皮、お水、日本酒少々を入れて沸騰させ、15分程茹でて脂とか臭みを落とす。鶏皮的にアルデンテだと信じたタイミングで茹で上がったらザルに空け、流水でチャブチャプと洗いながら、毛が生えていたら迷わず毟る。結構生えている。こいつをワカメと酢みそであえて食べたりすると美味しいだろうが、面倒なので今日はやらない。

ぐつぐつと茹でるのだ。

ええと、どんな味付けにしようかな。あ、そういえば今年は名古屋県ブームだったらしいので(過去形で恐縮だが)、名古屋県っぽく味噌で甘めに煮込んでみようかな。鶏皮と砂肝の名古屋風味噌煮、うん、なんか美味しそう。そんな料理は作ったことも食べたこともないけれど、というか、実在するのかも知らないけれど、名古屋県民がミャーミャーいいながら食べている様子がなんとなくイメージできているのできっと平気。あれ、名古屋県ってあったっけ。まあいい。

名古屋は市か。その昔、日帰りで一回いっただけだな。その時は胡散臭い居酒屋で胡散臭い鶏鍋を食べたっけな。なので名古屋といえば鶏だ。茹でた鶏皮は素手で一口大にちぎり、砂肝は4分割、ネギは適当、ショウガはスライス。全部まとめて鍋に入れたら、日本酒、醤油、味醂、味噌、砂糖、唐辛子を入れて、蓋をしないでダラダラと煮込む。初めて作る料理に正しい分量なんかは存在しない。全部適当適量。

ダラダラと煮込もう。

煮込みながら味見をして調整。甘い。甘すぎる。十万石まんじゅう。どうやら砂糖を入れすぎたみたいなので、味噌と醤油を増量して甘さを誤摩化す。さらにダラダラと煮て、水分がだいぶ無くなったところでなんとなく完成。山椒でも振って食べるかね。

なんとなく名古屋っぽい。たぶん。

茶色い。いや、いいんだけれど。お味はというと、甘い味噌な感じで、すこぶる名古屋っぽくて美味しい。コラーゲンらしき成分が溶け出してトロトロしていて美味しいよう。遠くの方で唐辛子が自己主張。初めて食べる味なんだけれど、私の中にある妄想の名古屋味とピッタリ合致。ビールに合う。発泡酒だけれど。

なかなかやるじゃないか、名古屋県。年に2回くらいな甘い味噌味もいいかな。


買い物してして

こういうの好きかな