2004/8/29(日)生筋子でいくらでもできるイクラ醤油漬けの作り方

 


近所のスーパーで今年初めて国産の生筋子を発見して慌てる。ああ、懐かしの生すじ子。生筋子は峰不二子にちょっと似ている。原久美子にも似ていなくもない。思えば去年の12月にイクラの醤油漬け(筋子の醤油漬けがイクラなのかな)を作って以来、魚売り場をチェックしていたのだが、なかなか入荷されずに早八ヶ月。やっとのことで入荷された新物を、週刊ゴング2週分の大枚はたいて購入。ついでに隣にあったスルメイカも6パイ購入。多いか。

あ!すじこ!スジコ!筋子! ついでにイカも買う。

生筋子からのイクラ醤油漬けの作り方はとっても簡単。塩を溶かしたお湯で筋子をほぐしていくらにして、それを醤油と酒を同量とあれば昆布一切れ入れて煮立たせて冷ました漬け汁でつけ込んで終わり。包丁なくてもできるからウナギを捌けなくても大丈夫。自分で作ればできあいのイクラに比べて減塩に作れます。プリン体は減りませんが。注意点はキムチの入っていた容器を入れ物に
使う場合、熱湯消毒しようとするとプラスチックが溶けることかな。私はそれで去年失敗した。イクラの入れ物は、500mlのペットボトルをアルコール消毒したものがオススメです。風情はないですが。ちなみにイクラはロシア語だそうだ。

筋子。なんと鮭の卵です。 ぬるま湯に塩を入れる。なんでかは知らない。浸透圧とかタンパク質の溶解温度とかその辺の都合。

デローン。白子買ってきて受精をさせる必要はない。 指でやさしくほぐす。思ったよりつぶれません。

ここまでくればイクラ。この状態で食べると「おお、いくらってこんな味なのか」と思える。タンパク質の固まり。 筋を取ってザルにあげて水を切る。

消毒したペットボトルに漏斗を使って無理矢理詰め込む。 当然詰まるがそこは我慢。

全部入ると、ほら、みかんに見えてきた。 同量の酒、醤油に昆布を入れて煮立たせて冷ました汁を好きなだけ入れる。

こんな感じ。漬け汁は少なめにして、食べるときに醤油を足すくらいがいいかな。 ついでに減塩塩辛も作ってみる。スルメイカ6パイ分。

という感じで、あとは数時間から数日つけ込んだら完成。当然その日に食べる。

お釜で炊いたご飯に好きなだけいくら醤油漬けをダボダボとかけて、明日のことなど考えずにガツガツと食べる。口の中でプチプチとつぶれるイクラの粒。美味しいというか楽しい。そこが美味しい。わかりにくいでしょうけど一応伝えておくと、自分で作った無添加イクラは魚卵まるだしタンパク質万歳な味がします。

釜で米を炊く。 ドボドボと注がれるいくら。

いくら丼というかいくら飯。

ああ、太る。イクラも塩辛も大量にできたので、血圧の高い友人へのお土産に持っていくか。減塩だから致死量食べても多分大丈夫だろう。

※マネをして食あたりしたり、寄生虫を煩ったり、次世代に影響がでたりしても責任持てません。すべては自己責任で。

買い物してして

こういうの好きかな