2003/12/20(土)無添くら寿司はゲーセンみたいな回転寿司


足立区の環七沿いにできた、「無添くら寿司」という一皿百円の回転寿司にいった。ちなみに回転寿司は個人的にはおやつに分類されます。

店内に入り、店員さんにボックス席に通される。着席してすぐ、なんか寿司レーンの前に変なパネルが飛び込んでくる。視力0.1の目でもだ。これはなんだろう。ついつい予算オーバーして食べ過ぎちゃった人でも安心してお金が払えるように、このタッチパネルで貯金でも下ろせるんですかね。

タッチパネルの説明書きを見てみると、なんとこのタッチパネル、お金は下ろせないけど、これでお寿司が注文できるとのこと。なぜわざわざタッチパネルで。

無添くら寿司。無添ねえ。 謎のタッチパネル登場。

インターフォンを押してマイクで注文するタイプの回転寿司は何回かいったことがあるけれど、さすがにタッチパネルで注文っていうのは初めてだ。システマチックでいいんだか悪いんだか。まあ郷にいれば郷に従え、寿司屋に入ったら主人に従え。コミケにいったらメイドさんがいっぱい。そんな感じでレッツチャレンジ。機械苦手なんだよなあ。

ええと、おお、この液晶部分にメニューが表示されるわけだな。ふんふん。で、ページ送りをすると次のメニューが見られると。なるほど。通常メニューは写真付きで表示され、本日入荷したメニューは写真ナシなのね。へぇ〜。で、食べたいものをヤアと押す。ほほう。次は枚数の指定ね。一枚っと。がってんがってん注文完了。待つこと数分、ビービービーっとブザーが鳴り、液晶に注文したお寿司がきますと教えてくれる。いたれりつくせりだね。お、五回に一回ルーレットゲーム付き。あたると何かもらえるらしい。当然はずれるが。なんかだんだんゲーセンにいる気がしてきた。

ピッと注文。通常は指でタッチします。 どういたしまして。 まってまーす。 ルーレットスタート!


最初はなぜわざわざ回転寿司でタッチパネルと思ったけれど、使ってみればなかなか便利だな。普通の回転寿司いって、板前さんから離れた辺鄙な場所だと、食べたいものを注文しても声が届かなくて悲しくなることがよくあるしね。イワシ、アジ、サンマ、コハダ、シメサバ、イワシ、アジ、サンマ、コハダ、シメサバと延々と安いネタを注文しつづけるのもハズカシイし。好きなんだよ青魚。それにシメサバ食べようと「サバください」っていったら「関サバでいいですか?」とか聞かれて、「いや、安いシメサバで」っていいづらくて、「あ、はい・・・一枚。」って注文しちゃうんだよ。俺ってヤツは。まあ美味しいからいいんだけどさあ。関サバ。本当に関サバかは知らないけど。インターフォンのやつも、よく声が通らなくて聞き返されてイヤなんだよな。なんで回転寿司きてインターフォンごしに大声あげなきゃいけなんだ。私は受信料払わない家に集金にきたNHK

じゃないんだから。「佐藤さ〜ん!みんな払っているんですよ〜!あけてくださ〜い!」って。その点、タッチパネルはえらいなと。過度のコミュニケーションを避ける傾向にある現代社会に開店した回転寿司にピッタリのシステムだ。っていうか声の小さい私にぴったり。

調子に乗って何皿も注文していたら、当然テーブルの上がゴチャゴチャしてきた。これは食べたお皿の枚数で料金を計算する回転寿司の宿命なんだけれど、恐るべきくら寿司、ここでも画期的な発明が! 。なんとテーブルのレーン側に食べ終わったお皿を入れる穴があり、そこにガシャガシャとお皿を入れると、何枚食べたのか自動で計算してくれるのだ。これでテーブルの上はいつでもきれいなまま。これならいつも50枚くらい食べちゃって店内中の注目を独り占めしちゃう女の子も、これならテーブルに「山積みの皿」ができないからOKだね!

この穴にお皿をいれる。 ガシャン。穴の中に小さな皿洗いの人がいるはずだ。 皿の裏にはバーコード。これで何周レーンを回ったのか管理しているそうだ。

カニのみそ汁。 うん、食べづらい。でもそこがいい。 マグロアボガド巻き。外人の食べ物だな。でも好き。

いやあ楽しかったと。味はバッチリ回転寿司!

買い物してして

こういうの好きかな