2004/3/11(木)ベトナム旅行記19「メコンの小川を小舟で下る」


以下に書く文章は、すべて私の私見です。ベトナム、台湾の複雑な歴史背景、食文化、民族気質等、一切学ばない状態での興味本位の旅なので、偏った見解、誤認等多々あると思いますが、いつものこととご了承の上、閲覧ください。



3/11(木)AM11:00。

ガイドのズンさんについて島内をブラブラと周り、小川にある桟橋へ到着。どうやらここの小舟でクルーズするらしい。ナイス。

現地のお姉ちゃんがオールじゃなくて櫂(かい)を漕ぐ、木でできた小舟にズンさんと乗り込み、レッツジャングルクルーズ。昨日乗り損なった小舟にメコンクルーズで乗れるとは思わなかった。ここでこの小舟からポチャンと落ちたら旅の思い出になるんだけどなあと思うのだが、着替えの問題とかポケットのデジカメとかが不安で、高滝湖のTさんみたいに思い切りよくいけない。人間の器の問題だな。

ズンさん曰く、昔はここの川にはワニがたくさん住んでいたんだけれど、ベトナム戦争の時にジャングルに隠れていたベトナム軍が、お腹が空いてワニを全部食べてしまい、絶滅したそうだ。さすがアメリカ相手に負けなかった国だ。もうワニのいないジャングルを見ながら悲しそうに語るズンさんの目の前を、緊張感のない笑顔で手を振る白人を乗せた小舟がゆく。白人を見たズンさんの目がちょっと殺気だったのはボクの思い過ごしか。「ワニって美味しいんですか」「ワニと」。

Not Broken. 櫂で進む舟。確かにワニがいそうだ。

別にあなたが悪いわけではないんですがね。 渋滞中。

張り切る台湾のお父さん。 やる気のない植物。

小舟クルーズを楽しんだ後、この島に来るときに乗った大船に戻り、来た川をチャプチャプと戻る。この後ホーチミンに戻るんだと思ったらランチを食べるそうだ。

窓から釣りができますね。

車に戻り、ブブーと10分ほど走ってドライブインなレストランへいき、エレファントフィッシュやらベトナムテナガエビを堪能。なるほど、さっき水槽で見たのは、ここで食べる前のネタフリだったんだね。ワニはメニューにナシ。


憧れのエレファントフィッシュ。やっぱりウロコ付き。草むらに不時着した飛行船みたい。 食べるとレントゲン写真みたいになって素敵。

さっき島でおばちゃんが作っていた油物だ。 ハサミでチョキチョキ。

甘くて美味しいっす。 ベトナムメコンテナガエビ。江戸川産より食べごたえがあるね。

肉団子の鍋。さっぱりした味付け。 マカロニ入りなのはフランス統治時代の悪い名残か。

ベトナムに来て何回目の食事かは忘れたけれど、そろそろシンプルなベトナムの味が日常の味になってきた。食べるたびに体の細胞が元気になっていく感じ。

食後、ホーチミンに戻り、市内をウロウロして足マッサージに揉まれたらもう夕飯。先日食べたバインミーの味が忘れられないので買いに行ったら閉店の準備中。まだ大丈夫かなとバインミーを指さすも「Finish!」とつれないお返事。しかたないのでデパートで適当にかってホテルで食べる。デパートで買いだしといっても、まだベトナムに日本のデパ地下文化はないので、ソーセージとかチーズとかキムチとか。たぶん次にいったらデパ地下ができていると思う。それがベトナム。

足マッサージ。確か1時間7ドル。 デパ地下はもうできただろうか。


つづく

買い物してして

こういうの好きかな