2/10(木)ハワイ旅行記7 鉄砲を撃つ

ハワイというところは、アメリカにあるんですよ。これは行く前から知っていました。で、空港でもらったチラシの中に、種子島でもないのにお金さえ出せば鉄砲を打てるという下世話な観光客相手の商売があるじゃないですか。そんな商売にレッツゴー。ええ、下世話ですから。

チラシの地図を見ながら怪しげな雑居ビルの二階にいき受付で、まるっきり英語で書いてある、謎の誓約書にサインをして居酒屋一回分くらいのお金を支払う。内容のわからない書類にサインするって言うのはなかなか緊張するなと。たぶん怪我しても自己責任みたいな書類だと思う。知らないけど。

控え室みたいなところで、鉄砲打って30年のボブさん(仮名)から簡単なレクチャーを受けて、ヘッドフォンをしたらレッツ射的。

メガネの上から無理矢理ゴーグルをしたら、まるっきりオモチャみたいな夜店の射的仕様のライフルを渡される。的も夜店仕様に将棋の駒とかぬいぐるみとかグリコだとやる気がでるんだけれど、残念ながらタダの紙。真ん中を打ち抜いても何もくれないのだ。この辺は改善して頂きたいなと。東南アジアの某国だと生きた動物が的として登場するという噂があるがそれは微妙。せめてスイカで。

射的3号。 的は紙切れ。

的の真ん中に人生の突破口があると信じ、狙いを定めて引き金を引く。パン。緊張感のない駄菓子屋で売っているピストルみたいな音と衝撃が身体に伝わってくる。ちょっと楽しい。パンパンパンパンパンパンパン。うん、楽しい。高木ブーが射撃をやる気持ちがちょっとわかった。

鉄砲を何種類か撃てるコースを申し込んだので、次々に銃が入れ替わる。ライフルの次は、銀玉鉄砲みたいなルガーなんたらかんたらとかいうピストル。パンパンパン。撃ったときの衝撃はそんなに強くないけれど、それでも銃身が上を向いちゃう。結構難しいものなのね。

ドンドンパンパンドンパンパン。 明日に向かって撃て!。

続きまして、自分で弾を入れるところからやるリボルバー式の鉄砲。この「弾を入れる」っていう行為がなかなかメカニカルで、失いかけていた第二種電気工事士の血がちょっと騒ぐ。パン。うわ、びっくりした。さっきまでの豆鉄砲とは異なり、衝撃がドエリャーでよ。でも鉄砲はバネで固定されているので銃が吹っ飛んで危ないっていうことはない。パンパンパン。最後にアメリカンお巡りさんが持っているベレッタ。気分はもちろんアメリカンポリスバージョンの水野晴郎!いくぜシベリア超特急5!。バン。うおう。テッポウオッカナイヨー。ビックリシタヨー。

鉄砲打ち終わって放心状態のところで、ボブがその辺に転がっている薬莢を拾って私の胸ポケットにねじ込んでくる。サンキューサンキュー。使い道ないけれど。あ、日本帰ったら会った人のポケットにこっそり入れようかな。というか日本に持って帰っていいのかな。

弾を詰めるのだ。ちょと欲しいのだ。 もらっても。

的。うわずってます。

鉄砲を撃った帰り道、なにやら「牛角」やら「CoCo壱番屋」とか見慣れた看板を横目にその辺をブラブラとしてみる。そういえば今日の夕飯なににしようかな。

牛角。並んでいる人がいるよう。 ココ壱。こっちはスカスカだった。

ラーメン屋込みすぎ。 夜店。射的はない。

あ、スーパー発見。夕飯ここでいいや。スーパー銭湯じゃないよ。

つづく

買い物してして

こういうの好きかな