2004/3/11(木)ベトナム旅行記17「メコンクルーズ出発」


以下に書く文章は、すべて私の私見です。ベトナム、台湾の複雑な歴史背景、食文化、民族気質等、一切学ばない状態での興味本位の旅なので、偏った見解、誤認等多々あると思いますが、いつものこととご了承の上、閲覧ください。



3/11(木)AM7:00に気持ちよく起床。

当然天気は晴れ。なんかここ数日、いっぱい歩いて、いっぱい太陽浴びて、いっぱいご飯を食べているのですこぶる体調がいい。胃腸の調子も小腸大腸十二指腸すべて快調。ここ数年で一番健康状態がいいな。

朝飯にワッフルやらクロワッサンやらをたっぷりと食べた後、リュックサックに懐中電灯やら万能ナイフやらミネラルウォーターやらカロリーメイトやらを詰め込み、靴ひもをきつく縛る。そう、本日のスケジュールは「メコンクルーズ」だ。

AM8:00,ベトナム生活初日にお世話になったガイドのドンさんがホテルにバンでお出迎え。その後、別のホテルで同じくメコンの大河へ向かうらしい、ちょっと人とは違う自分を捜している大学生風のねえちゃん3人を乗せてバスはゆく。土地勘がまったくないので、メコンが遠いんだか近いんだかよくわからん。多分30分くらいだろう。

楽しい旅路。 霊柩車だそうだ。

ホーチミンから30分も走ると、そこはもうのどかなのどかな田舎町。川が流れて、水田が拓かれ、水牛が放され、家がある。車窓を眺めてボケーボケーボケー。ああ、網でも持って魚採りたいなあ。出発から二時間、ベトナムにもあった高速道路をひた走り、ベトナムにもあったチャイナタウンを抜け、かけてやっとメコン川の旅行センターに到着。

魚採りしたい。 スワンボート。これでメコンをクルーズするわけではない。

若い船員さん。 ベトナム風クルーザー。いえーい。

99%が木でできている桟橋から、90%が木でできている青いペンキでオシャレに塗られたアバウトな船に乗り込む。メコンクルーズというより、メコン渡し船っていう感じで素敵。救命胴衣はたぶんどっかにあるんだろう。ズンさんの説明によると、これからいくのは川の向こうに遠く見えるトイソン小島という、果物をたくさん作っている中州とのこと。あ、あれは対岸じゃなくて中州ですか。さすがメコン。

ポッポーと汽笛を鳴らして出発進行。カフェオレ色のメコン川をザブザブと船はゆく。ああ風が気持ちいい。釣り目的以外で船に乗るのは、中学の修学旅行の箱根以来だな。しばらく走ると、ズンさんが「皆様にプレゼントでーす」といい、しっかりとした足取りで船の艫へ。ズンさんたらプレゼント好きなんだから。初日の空港からのバスでのプレゼントはインスタントフォーとインスタントコーヒーだったけれど、今回は椰子の実ジュース。ベトナムのウェルカムドリンクといえば椰子の実ジュースらしい。ベトナムにきて3つめの椰子の実だ。わーい。

出発進行。 プレゼントがアリマース。

ココナッツをココノッツ(6つ)オネガイシマース。 チュウチュウ。

椰子の実は、昆虫のように汁をすすったら、殻の内側に付いている白い果肉をちまちまと食べるんですが、船の上にはスプーンがない。同船の姉ちゃん三人組の一人が目でズンさんに訴えると、ズンさんはよしまかせろとナタを持ち、椰子の実のハジッコをサクッと切ってスプーン一丁上がり。ねえちゃん3人組からの拍手喝采を受けて照れるズンさん。男らしいねえ。よし、今度ポロロッカでカレー買ってスプーン入れ忘れられたときに是非やってみよう。

特製スプーンでほじる女子大生。 マッチャッチャ。

ガソリンスタンド。 増水するとどうなるんだ。

そんな感じでトイソン小島到着。


つづく

買い物してして

こういうの好きかな