2004/3/9(火)ベトナム旅行記6「ベトナムの朝」


以下に書く文章は、すべて私の私見です。ベトナム、台湾の複雑な歴史背景、食文化、民族気質等、一切学ばない状態での興味本位の旅なので、偏った見解、誤認等多々あると思いますが、いつものこととご了承の上、閲覧ください。



ほら3/9(火)。

本日は朝9:00からそりゃもうお待ちかねの釣りツアーのため、いつもより早い朝7:00起床。ズンさん曰く、ベトナムの小学校は朝5:30登校だそうだ。ベトナムの朝は早い。

すでに外からはハイテンションなバイクのクラクションとエンジン音が聞こえてくる。窓から外を見れば見事な晴天。大好評絶賛乾期中。テレビつけたら「本日の予想最高気温36度」と低血圧気味のOLみたいなことをいわれた。暑いって。

NHKが映った。で、夜中にやっている「おしん」にはまって毎日見てしまった。



とりあえず歯を磨こうとミネラルウォーター持って洗面台へいくと、昨日は気が付かなかったが「このホテルの水は飲めます」と日本語でキッパリと書いてある。このホテルを紹介しているガイドブックを確認すると、確かに「浄水されているからバッチリさ」と載っているじゃないですか。ううん、信じていいものか疑ってかかるべきか。とりあえず歯磨きとうがいは飲み込まないから水道水でオーケーと自分で線引き。日本から正露丸とワカモトとスパットの腹痛三銃士持ってきているんだけれど慎重に生きてみる。ちなみにベトナムで絶賛発売中の「La Vie」というミネラルウォーターは口当たりが柔らかくて大変おいしい。

このホテルは朝ご飯がついていて、洋食と和食が選べる。ベトナム来て二日目から和食を恋しがったら負けだろう。迷うことなく一階のレストランへ。あ、外人さんと同じエレベーターになっちゃった。さすが外国。

ここで朝飯をタダで食べられるのは当然宿泊客だけなので、レストランの入り口で 「ROOM NUMBER PLEASE」とチェックされる。ルームナンバーを聞かれた同行者は、予期せぬ展開にあわてふためき、英語っぽい発音で「AHH、SAN-NI-SAN」と答えていた。サンニーサンっていうのは英語か。たまたま聞いた側のホテルの人が少し日本語がわかるらしく、ちょっと困った顔をしながらも入れてくれた。よかったよかった。人間なにごとも経験だ。サンニーサンか。マルハッチ。

サンニーサンで無事レストランに入り、No Smokeな席に案内される。レストランで朝飯っていうのも人生初だな。人生初が多い旅だ。今まで何やっていたんだ俺。朝飯といえば、以前T君と釣りにいったとき、行く途中に吉野屋で朝飯を食べようということになった。で、店に入って「朝定食ください」と元気いっぱいにT君が注文したら、元気いっぱいの店員さんに「すみません、早すぎます」といわれていた。若き頃のAM4:30のお話でした。

ここの朝ご飯は食べ放題らしく(普通ホテルの朝飯はそうらしい。そうなの?)、お皿持って好きなモノを取って食べる。同行者曰くビュッフェスタイルのアメリカンブレックファストだそうだ。なんだそりゃ。アメリカが壊す朝?。二度寝してたら空爆されるってことか。戦争反対。で、並んでいる料理は、パン、ソーセージ、蒸し餃子、ワッフル、フルーツ、シリアル、フォーとよくわかんないけど盛りだくさん。朝飯なんて普段ほとんど食べないけれど、せっかくなのでがっつり食べる。

ベトナムといえばパン。 ベトナムといえばフルーツ。

ベトナムといえばフォー。 ホテルでフォーっていうのはどうなんですかね。

チンポツールフ。 ソーセージがおいしかった。 揚げ春巻きに肉。 ワッフルも焼いてくれるよ。

謎のフルーツ。 右。完熟の柿と梨を混ぜっぱなしにした感じ。強烈に甘い。 種盛りだくさん。フカフカしている。やっぱり甘い。 口直しにヨーグルト食べたらさらに甘かった。

食後、一旦部屋に戻り、体中に日焼け止めを塗りたくり、リュックサックにミネラルウォーターとはるばる日本から空輸した釣り道具一式を詰める。釣り竿は今日のために購入した万年筆型コンパクトロッドだ。大物釣れたら折れるに5点。あ、水難の相で有名なTさんからバンジョーミノーもらってくればよかった。本当はまな板と包丁と山葵と醤油を持ってきて川縁でクッキングしようと思ってたんだけれど、そんな余裕はないと同行者に堅く禁じられてしまったので身軽なたたずまい。当然七輪も却下された。哀しい。仕方なく懐中電灯だけ持ってきてみました。

さあ、レッツ、メコンフィッシィング。


つづく

買い物してして

こういうの好きかな