2004/5/3(月)房総半島道の駅巡り12 銭湯 浅間湯と海鮮居酒屋九十九と防波堤の花束


寒空の下、灯台を眺めていたら体が冷えた。お風呂入りたいお風呂お風呂、温泉温泉、お風呂お風呂、あ、銭湯だ。千葉の先っぽ銚子まで来たのに温泉じゃなくて銭湯。それもまた良し。

浅間湯(千葉県銚子市愛宕町3702)とかいう銭湯は夜遅かったからか、客が一人もいなかったので貸し切り状態。ここの銭湯は薬草タップリ薬風呂。ちょっと深めの浴槽に足を伸ばしてグデ〜っと大の字。350円でこのくつろぎ空間は素晴らしいね。犬吠埼にお越しの際は是非入浴をお勧めします。頭がポヤーンとしてきたら、風呂場の裏口から裸のニイチャンがいきなり入ってきてすっごいびっくりした。関係者用出入り口ですか。お願いだからノックしてから入ってね。

浅間湯。場所は、 夜中に見るとなかなか怖いよ。

お風呂に入って体ぽかぽか。思いつきで入った割にはなかなかいい風呂だったなと。風呂に入ったら次はご飯。銚子の駅前まで行って、適当な居酒屋を探す。初めて訪れた街で居酒屋を発掘するのは楽しいなと。本日はナウでヤングな「海鮮居酒屋九十九」というところに決定。九十九里浜だけに。やる気なし。

じゃんけんに勝ったのでこの後の運転は同行者。なので飲む。この店、海鮮といいつつあんまり海鮮モノはおいていないけれど、料理はどれも美味しかったし、店員さんもお客さんも深夜なのに未成年チックなかわいい姉ちゃん達がうろうろしていて、居心地が大変良い。焼酎も安かったので、ちょっと憧れていた佐藤の白麹と黒麹を飲み比べたりする。サラダうどんをすすりながら銚子に住もうかなと一瞬思ってみたりする。旅行先でいい居酒屋があったり、いい漁港があったり、いい人にあったりするたびに思うんだけどね。

海鮮居酒屋九十九。どちらかというと中華っぽい色遣い。 くつろぎの店内。

チョリソーと和風サラダうどん。 唐揚げのグラタンみたいなやつと、ごまだれ生春巻き。

時代は焼酎。 安いな。いい店だ。

焼きおにぎり。おかか。 明日何処いこうかなあ。

焼酎を飲みながら、店に来る途中で買った「堤防釣り場ガイド」という釣り情報誌を眺めつつ、今日のお宿と明日の釣り場の検討をつける。なんか宿に泊まるのがだんだん面倒になってきたので、お風呂も入ったことだし今日も野宿に決定。場所は、利根川を渡ってすぐの波崎新港。理由はもちろん近いから。

焼酎で廻った酔いを引きずったまま助手席に乗り込んで、一路波崎新港へ。おっと、よく考えたら利根川渡っちゃったら千葉県じゃないじゃん。千葉県一周しようと思ったのにオーバーランしちゃったよ。まあいいか。

波崎新港到着。とりあえず車を海に横付けできる場所で、空いているスペースを探して駐車。ちょっと車から出て様子を伺うと、すっごい強風で釣り竿を並べられるような状態じゃない。っていうか寒い。それでも釣り人は結構いる。みんな元気だなあ。とりあえず、漁業権の主張ということでクーラーボックスだけ置いておこうかなと思ったら、車と海の間には、意味ありげな菊の花束と缶ビールがお供えしてあって、ただでさえ寒いのにさらに体感温度大幅ダウン。しょうがないから車を2メートルだけ移動させて仮眠をとる。ああ車が風で揺れるよう。おばけ怖いよう。

つづく

買い物してして

こういうの好きかな