2004/3/13(土)台湾旅行記6「台北の空港で捕まった」


以下に書く文章は、すべて私の私見です。ベトナム、台湾の複雑な歴史背景、食文化、民族気質等、一切学ばない状態での興味本位の旅なので、偏った見解、誤認等多々あると思いますが、いつものこととご了承の上、閲覧ください。



3/13(土)お腹一杯。

ホテルに戻って、預けていた荷物を受け取りガイドさんを待つ。なんか日本を出たときからバッグが二つも増えている。ベトナム出国時にすでにトランクの重量が規定をオーバーしていたので、昨日の夜に無理矢理重い荷物(ベトナムで買った30円くらいの缶詰とか)を手荷物用のバッグに詰め込んでいるので、バッグがとっても重い。

総裁選の影響で遅れた迎えのバスに乗り込み、涙雨に濡れる台北の街を離れて空港へ。ああ、もう旅行は終わりなのね。

空港に着き、早くも人生四度目の飛行機へ。慣れた足取りで出国手続きを済まし、荷物検査を越えて飛行機へ。と思ったら、手荷物のバッグがエックス線検査で引っかかったらしく係員のおっちゃんに捕まっちゃった。

バッグを指さして「ペンチ!ナイフ!」と文句をいう係員。なんだとこら。そんなものは入っていないぞ、冤罪だぞと自信満々で鞄の荷物を出していったら、一番奥から釣り道具箱登場。おっと。中にはベトナムの怪魚を釣り上げるためにと日本から持ち込んだペンチと万能ナイフが堂々と鎮座。どうやら昨日の夜に、重い荷物を手荷物バッグに移したときに、なにも考えずに釣り道具をいれてしまったらしい。ええと、ということは、ボクはハイジャックする人になってしまったのね。

係員に英語と中国語でガミガミと怒られ、違反切符らしき謎の書類にサインをさせられる私。私は無事に出国できるのだろうか。ハイジャック未遂犯としてこのまま台湾警察に引き渡されるのかと一瞬不安になったが、どうやら釣り道具を没収されただけで済んだらしい。ああびっくりした。

どうにか無事に飛行機に乗り、懐かしの祖国へ。機内食を食べながら思ったのだが、ペンチがダメななのに機内食の時に配られる鉄のナイフはいいのか。爪切りとかもだめらしいぞ。

違反切符。これで私も国際的テロリスト。 写っていないけれど、鉄のナイフがついているのだ。


台湾の刑務所で判決を待つ夢を見ながら成田空港に到着。ベトナム、台湾のガラクタが詰まったトランクを受け取って入国審査へ。日本の係員に日本語で「向こうで荷物を預かったりしていませんか?」と聞かれたので、「預かったというよりは、どちらかというと没収された」と正直に話して違反切符を見せたら、なんでもこの書類は違反切符ではなくて、荷物の預かり証とのこと。没収されたと思っていた釣り道具は、トランクと一緒に日本に運ばれていたらしい。そんなの聞いてないよ。日本語では。

受け取る場所はトランクと同じ場所だといわれ、ダッシュでUターン。係の人を捕まえて、書類と釣り道具を交換して無事刑期満了。めでたしめでたし。


■余談
成田からのJRがしばらくこない時間だったので、京成で小岩駅までいき、そこからJRに乗り換えて
新小岩駅へいこうとしたけれど、京成の小岩駅とJRの小岩駅って全然遠いのね。地図見たら1km近くあるじゃん。こんな大荷物持って歩けるかい。

仕方なく京成小岩駅から家までタクシー使ったら、深夜でもないのに3000円近くしやがった。上野から新小岩までとほぼ同額かよ。


家について、五泊六日の間、大事なペットのドジョウとダボハゼにエサをやっていなかったことに気が付きドッキリ。恐る恐る水槽を覗いたら、みんなで水面まで上がってきてエサを催促されてしまった。悪かったって。

以上、土産話おわり

買い物してして

こういうの好きかな