5/4(水)山形県白鷹町のあゆ茶屋で梁漁

 

朝日村のバンジージャンプでかいた冷たい汗を流すため、朝日町にある「りんご温泉」にやってきたついでに、今度は白鷹町にある「あゆ茶屋」まで足を伸ばした。ずいぶん長い足だな。

このあゆ茶屋というのはなにかというと、最上川に「梁」という竹を組んだ鮎を捕るための仕掛けがあり、そこで捕れた鮎が食べられるという素敵な場所。実は梁っていうやつに憧れていたんですよ。地引き網の次くらいに。鮎の時期にはまだちょっと早いけれど、なんてったってあゆ茶屋だ。きっと天然物の鮎の塩焼きにありつけるに違いない。さあ梁を目指してレッツゴー。おおっと、梁に行く前に早速「川魚のつかみどり大会会場」なるブルーシートで作られたプールを発見。さすがあゆ茶屋、鮎を子供達に掴ませる訳だなと覗いてみると、スイスイとコイが数匹泳いでいた。まあ確かに川魚ではあるが。ふと川の上を覗いてみれば、膨大な数の鯉のぼりが。ああ、明日はこどもの日か。それで鯉のぼりにちなんでコイのつかみどり大会な訳ね。って本当かしら。まあいい。鮎を掴みたかったら梁に行けばいい訳だしな。なんとなく一抹の不安がない訳ではないが先を急ごう。

あこがれのあゆ茶屋。 つかみどり大会。でもコイ。

なぜコイ。 それはこどもの日が近いから。

だと信じよう。

最上川へと続く階段を鮎鮎鮎とつぶやきながら降りていく。あれ、すれ違う人達ががっかりしているのは気のせい?あんまり鮎が捕れないのかな。うわ、川が増水してマッチャッチャになっている。うおおおお、梁ぶっ壊れているじゃないですか。嫌な梁だな。「やな場 増水のため閉鎖しております」とは何事だ。ここまで何しに来たんだ俺。あ、今ベトナム旅行のブロークン事件を思い出した。

閉鎖ですか。 あわあわわ。

増水のため松尾芭蕉の有名な句で、「五月雨を 集めて早し 最上川」というのがあるが、最上川、五月雨集め過ぎ!


まあ、仕方ない。松尾芭蕉が悪い訳でもないので、おとなしく明らかに養殖の肥え太った脂タップリ鮎の塩焼きをいただくことにしよう。天然物にはかなわないかもしれないが、これはこれで実は好きなのだ。

塩焼きください。 鮎チップス。うまいのかな。

豆腐田楽と煮卵と鮎の塩焼き。どれもうまいよ。 脂がすごいぜ。

おいしくいただきました。


気を取り直して、釣り堀があったのでちょっと遊ぼうかと思ったら、「竿があいていないためお待ちいただいております」とか書いてあるし。

ざっこつりぼり。鮎は釣れません。 ちょっと楽しそう。

そうきたか。

緩くてよろしい。

つづく

買い物してして

こういうの好きかな